昨日、日本シリーズでロッテが優勝しました。
一応千葉人なのでロッテを応援していました。
ファンとしては広島とヤクルトですが。
今回の日本シリーズは、何となく渋い試合が多かったように感じます。
延長再試合になったゲームも決して派手な試合ではありませんでした。
元々両監督ともに地味な印象です。
落合監督も西村監督も現役時代は、タイトルを獲得するようなスター選手
でしたが、監督としては星野監督、原監督や長嶋監督のような派手さは
ありません。
特に落合監督は、現役時代の輝かしい成績と比べると地味過ぎるような
気がします。
しかし、徹底的に勝つために必要な戦略戦術を採るあたりは、さすが
三冠王三回の猛者だと感じます。
また、西村監督の「和」を重んじた采配も目に見張るものがあります。
現役時代のプレーに通じるものがあるような感じます。
今回の日本シリーズでは、組織のリーダー像を考えさせられました。
リーダーの性質に組織が変貌するのか、組織の性質にリーダーが
変貌するのか、あるいはその両方なのか、まだまだ答えはでませんが、
非常に興味深いテーマです。
団体スポーツでは、監督やコーチの質が結果を大きく左右します。
名監督は、どのようなチームでも結果を残すことができます。
その要因は何なのか?
これはビジネス経営にも通じるように思います。
そういった意味で来年、楽天の監督に就任する星野監督が楽天を
どのようなチームに作りあげるか非常に楽しみです。
そこに経営のヒントがありそうです。
しかし、現在の球団の各監督のほとんどの現役時代を知っている人に
なってしまいました。
私もいい歳になってきたんですね。