昨日の報道や今日の新聞紙上では、キリンとサントリーの経営統合が白紙に戻り、
ご破産になってしまったという情報が流れていました。
経営統合が実現すると世界的な食品メーカーになることが出来ましたが、非常に
残念です。
株式比率の問題などでクリア出来ない壁があったようです。
元々、キリンは上場企業であり、サントリーは非上場企業ですので、株式の考え方
にも違いがあるでしょう。また、サントリーの株式の大半を保有する創業家との調整
も不調に終わったと言われています。
企業、特に大企業の経営統合(M&A)案件には、法務的な手法が駆使されるので
勉強になることも多く、楽しみにしていましたが、残念です。
それだけ会社の統合は大変ということだと思います。