最近、ちょっと時間が空いたときなどに孫子を読んでいます。
大学では中国史を専攻していたので、元々興味はありましたが、専攻していたのは
中国の近現代史だったので、孫子を手にする機会はなかなかありませんでした。
先日、ふと書店で手にしたので購入してみました。
日本語訳や解説だけでなく、漢文と読み下し文も記載されているタイプの書籍です。
大学時代は白文(レ点などまったくない文章)で漢文をスラスラ読んでいたのですが、
今やその痕跡はまったく見られず悲しい限りでした。
それはさておき、孫子の教えには現代でも通用する内容も多くあります。
ですから孫子の教えを現代の経営戦略に活かそうというような書籍も出版されています。
孫子の教えは、非常にシンプルで、しごく当たり前のことを述べています。
遠い昔から現代に至るまで、当たり前のことを当たり前に行なう、凡事徹底がいかに
大切かということかもしれません。
ビジネスマンとして、経営者として、行政書士として、徹底すべき凡事が何なのか、
今一度確認する必要がありそうです。