今日は例によって書面作成に追われた1日でした。
1ヶ月に1回くらいこんな日があります。
取締役会議事録2つ、株主総会議事録1つ、覚書2つ、内容証明郵便1つ、
契約書1つ、こんな感じで作成しました。
株主総会議事録は登記申請との兼ね合いでその重要性は高いものと認識
されていると思いますが、一方で取締役会議事録の重要性は、あまり理解
されていないように思います。
一般的には定款で株主総会の開催義務や取締役会の開催義務がしっかりと
記載されています。しかし、株主総会と取締役会ではその認識に大きな違い
があると思います。
最も会社法に変わり、取締役会非設置会社が認められているため一概に
取締役会自体が存在しない会社もあるため何とも言えない部分はありますが。
ただ、やはり出来るだけ毎月取締役会を開催していただき、前月の決算報告や
当月の事業報告などを行なったり、重要な意思決定を行なう場にしてもらいたい
と思います。
何も会議室でなくても昼食をとりながらでも良いと思います。
しっかりと検討した結果を取締役会議事録に反映させれば良いのです。
そうすることで責任の所在も明確になります。
また、融資を受けている、あるいは受けようとしている金融機関などに開示する
機会があった場合や税務調査があった場合などに思いのほか、良い効果を
発揮する場合もあります。
たかが書面、されど書面、取締役会の開催と議事録作成について考えてみては
どうでしょうか?