今日は中国の建国記念日です。
新聞にも掲載されてましたが、中華人民共和国としては60周年で還暦です。
私が大学時代、歴史学を専攻していたころの研究テーマは、中華民国における
国民党と共産党の闘争でした。
その闘争の末、国民党は台湾に逃れ、中国本土に現在の中華人民共和国が
建国されました。
それから60年、今だ2つの中国は解消されることなく存在しています。
これがいいのか悪いのかを論じるつもりはありません。これが歴史の流れです。
歴史は点で見るべきものではありません。歴史は縦の線と横の線ん踏まえて
マトリックス的に見なければ本質に辿りつけません。
例えば1900年代初頭の中国は、国内においては主義主張の闘争であったものの、
対国外に目を向けたときには欧米や日本の権益に関する闘争もありました。
これらが結びつき国内での内乱ら日中戦争が繰り広げられてきたわけです。
ビジネスにでも点で見た時に物事の本質を見誤ってしまうことが応々にしてあります。
そうならないためにもマトリックス的思考で物事を見ていく癖をつけていきたいと思います。