今日は、ご依頼をいただいていた基本合意書を作成しました。
今回の基本合意書はM&A案件において譲渡側と譲受側が締結する
最初の合意書の案です。
通常、M&Aは以下のような流れになります。
①買い手と売り手の表面的な条件(価格など)の合意がある
②基本的合意を受けて売り手の調査(デューデリジェンス)を実施
③譲渡に関する詳細条件の交渉
④譲渡契約の締結
⑤各種手続き
ざっくりとしたところですが、以上のような流れです。
今回は、①の合意について書面化するための合意書です。
簡単にいうと、譲渡契約に向けて協力していきましょうという内容と
それに付随して買い手・売り手が実施する内容を定めるというのが、
基本合意書です。
事業譲渡に関する基本合意書と株式譲渡に関する基本合意書を
作成しました。
同じM&Aでも会社の一部分の譲渡と会社そのものの譲渡という
ことで違いがあります。
詳細な部分はお客様と相談の上、となりますが、一旦案文という
形でご報告しました。
昨今、M&Aが流行しています。
流行ではなく、地に足をつけて業務を行なっていかなくてはならないと
感じます。
契約書は、M&Aの一部分に過ぎません。しかし、重要な要素である
ことは間違いありません。
しっかりと良い契約書を作成していきたいと思います。