今日は資金調達に関してご支援させていただいている中古車販売会社様に
訪問してきました。
先だって緊急保証に関する認定は完了したので、今日は金融機関に提出する
事業計画書について社長様と打ち合わせをしてきました。
社長様は、今回しっかりとした額の融資を受け、事業を建て直していきたいという
希望をお持ちです。
そういった意向をお持ちですので、今回は事業計画として、損益計算書、貸借対照表、
キャッシュフロー計算書に加えて中期経営計画の一部としてしっかりと施策を文章化
しました。
計画上では来期にはしっかりと事業の建て直しが完了して安定的な経営が行える形です。
計画とおりいかないのが経営ですが、社長には石にかじりついてでも必達していただき
たいと思います。
以前、ある方から「起業家になることは誰にでもできる。しかし、誰もが経営者になれる
わけではない」と教えられました。
つまり起業は、少しの行動力と資金とアイデアと経験があればできます。
しかし、経営は事業を継続していくだけの才覚や時には運までも必要になります。
だからこそ経営者は誰にでもなれるわけではない、ということなんだと思います。
この教えをいただいた方は、1代で一部上場企業を育て上げた経営者の方ですが、
近年、業績が低迷し、今となっては株主ではあるもののこちらの会社の経営陣から
は退いています。
上場企業ともなると様々なしがらみがあって、一般の企業とは少し趣が異なりますが、
これは経営者として生き残ることの難しさを物語っていると思います。
事業は起こすことよりも継続することの方が何倍も困難が伴います。
今日、訪問させていただいた中古車販売会社様も永続的に事業を継続できるよう
微力ながらご支援して参ります