メガフランチャイジーという言葉には、明確な定義は
ありません。いくつかの定義の中で良いのではないか
という定義を紹介します。
メガフランチャイジーとは、「加盟店部門の売上高が
年間20億円以上か、もしくは店舗数が30店舗以上の
フランチャイジーのこと」、という定義が最も適切ではないか
と思います。
近年では、資金力のある企業が、新たな経営の柱として
FC加盟を行なって事業化していくことも増えていますので、
メガフランチャイジーが増えてきています。
1つのFC本部だけに複数加盟し、上記の定義に当てはまる
企業もあります。また、複数のFC本部に加盟し、上記の
定義に当てはまる企業もあります。複数のFC本部に
加盟する加盟店を、マルチフランチャイジーと言うことも
あります。
2002年の統計では、加盟店の7割近くが複数店舗を
所有している実態が明らかになっています。この背景には、
法人加盟店の増加と個人事業主として加盟した加盟店が、
後に法人化し資金力をつけて複数加盟を行なっている
ということが窺えます。