フランチャイズとは、事業者(フランチャイザー)が他の事業者
(フランチャイジー) との間で契約を結び、自己の商標、
サービスマーク、トレードネームその他の営業の象徴と
なる標識、および経営のノウハウを用いて、同一の
イメージのもとに商品の販売そのたの事業を行なう権利を与え、
一方、フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、
事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導及び援助
のもとに事業を行なう両者の継続的関係をいう。
(社団法人日本フランチャイズチェーン協会の定義)
加盟希望者が注意しなければならないことは、加盟しようとする
本部が提示した契約書の内容が上記に記載した定義を網羅して
いるかどうかという点です。
契約書のタイトルが「FC加盟契約書」と書かれていても場合に
よっては、その実態は単なるライセンス契約の場合もあるからです。
契約書はそのタイトルが重要なのではなく、内容が重要なので、
最初からFC加盟契約であるという認識ではなく、契約書の内容が、
標識、経営ノウハウの使用が認められているのか?
といった部分まで踏み込んで確認していく必要があります。