フランチャイズ本部がビジネスモデルや仕入先を確保している
ことはメリットとして上げましたが、その反面、加盟店にビジネス
モデルを構築する自由や仕入先の開拓などの自由は皆無と
言って良いので、加盟店が新たな取り組みをしたくなった場合の
制約の多さがデメリットになります。
加盟店は、フランチャイズ本部の加盟店である以上、契約書に基づき
月々ロイヤリティを支払わなければなりません。 フランチャイズ起業
ではない場合は、発生しないコストが加盟店には発生します。
ロイヤリティの支払い以上に、本部からの良質なサービスがあれば
良いですが、本部からの良質なサービスがない場合、単なる固定コスト
になってしまいます。固定コストは経営に大きな影響を及ぼすことも
あります。
また、フランチャイズ本部や他の加盟店の不祥事が、自己のお店に
ダメージを与えてしまうため、自分が悪くなくても外的な要因で
売上の低下につながる可能性があります。